インスタグラムの利用が伸びる中、FacebookやTwitterも依然として多くのユーザーに利用されているSNSで有ることは間違いありません。
企業アカウントを運用される方の中には、投稿の手間を省くために、インスタグラムとTwitterを連携して投稿されている方も多いのではないでしょうか?
今回は、インスタグラムとTwitterアカウント連携についての落とし穴について語りたいと思います。
ユーザー属性の違いについて
まずは、Twitterユーザーとインスタグラムユーザーの属性がどう違うのかを見てみましょう。
2017年1月時点ですが簡単にまとめてみました。
Twitterユーザーについて
世界では苦戦が伝えられているTwitterですが、日本国内では非常に順調で全世界3億2,000万人のユーザー中で日本のユーザーは3,500万人と約1割のユーザーが日本人というデータが出ております。
また、若者だけでなく30代~40代のユーザーが増えていると言うことで流行というよりも生活に欠かせないものになってきてます。
まるのTwitterアカウントへのコメントもまるのファンだけが見ているというよりはリツイートなどで初めてまるを知った人も多く
「柴犬カワイイ!」と言った、まるを知らなかったユーザーから見て頂けていると感じます。
140文字以内という制限はあるものの言葉を使用したSNSなので日本人は日本人同士をフォローする事が多いのが、現状だと考えられます。
インスタグラムユーザーについて
出典:インスタグラム公式
インスタグラムユーザーは世界で6億人以上。国内では1200万人のユーザーです。
インスタグラムではフォローをしているアカウントの投稿(もしくは広告)しかタイムラインに表示されない為に、コメントをする人のほとんどが、柴犬まるを認識しているユーザーとなります。
また、国内ユーザーよりも圧倒的に海外ユーザーが多いために、フォローワーを増やしたいと考える人はキャプションやハッシュタグを英語などを使って海外ユーザーからフォローを狙うのも良いかもしれません。
ユーザーの違いを理解して発信する
このように、Twitterとインスタグラムでは見ているユーザーの属性や、アカウントに対する理解度や認知度もかなり違います。
Twitterでは、初めて見ている人も多いので、写真の状況をわかりやすく説明しするようにしています。
アナゴをいただきました pic.twitter.com/qfNcC7gPL4
— 柴犬まる公式@LINEスタンプ絶賛発売中 (@marutaro2000) 2016年12月21日
インスタグラムでは、まるのファンが多いので状況の説明だけではなく、感情表現をハッシュタグで行うなどより深いコミュニケーションを意識しています。
ユーザー属性が違うのに運用の手間だけを考えて、同じ内容を発信してしまうと伝えたい内容が伝わらずフォローワーがなかなか増えない。という事が起こってしまいます。
まとめ ~時間がない運用担当者のために~
Twitter投稿とインスタグラム投稿は分けて運用するようにしましょう。
ただ、運用担当者のリソースが限られておりそこまで対応ができないと言う企業も多いと思います。
そんな場合はインスタグラムからTwitterに投稿するとき、単純に連携させていると画像がインスタグラムのリンクになってしまっているのでIFTTTを利用しましょう。
通常のインスタグラムとTwitter連携機能では、画像が表示されずにリンクのみになってしまいますが、このツールを使うと、Instagramの投稿をTwitterに画像付きで自動投稿させる事ができます。
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