横浜港が開港し、海外の知識を吸収しつつ現代の横浜捺染の技術を確立。
100年以上前から伝わってきた職人たちの思いを受け継いだ伝統手法である。
濱文様の捺染は、「横浜伝統の型染め捺染」といわれるもの。
捺染方法は白い布地に1色目を摺り、それを乾燥させて2色目、3色目と摺り込んでいく。
その日の気温、湿度により微妙な変化があり均一に摺るのは職人ならではの技。
型作り、調色、捺染、蒸し、水洗い。
これらの工程を根気よく経ることで、色落ちが少なく実際に使えるてぬぐいが出来上がる。
天然繊維本来の風合いを生かすために、和晒しの濱文様のてぬぐい専用生地「若葉」を使用。
水吸いがよく、 使うほどにやわらかい風合いが出てきて楽しめる。
昔ながらの両端の切りっぱなしは生地に汚れを貯めることなく、常に清潔さを保つメリットがある。
また、少し力をいれれば切りやすく、使いたいサイズに便利に使用できる。